大分遠征(大分混成TRPGコンベンション)

2012年6月3日に大分市で定期的に開催されている
大分混成TRPGコンベンション
さんにお邪魔してイベントに参加させてもらいました。
イベントの参加者数は17名。

ちなみに今回の遠征の参加メンバーとゲームは次のとおり。
なお、黄色の字の方がマスターすることができました。

マスター名
ゲーム名
マスター成否
Red Moon
シャドウランチA
成立
オビケン
最後の選択(オリジナル)
成立
同田貫
シノビガミ怪
不成立

以下は参加者である同田貫さんの感想レポートです。


執筆者:同田貫


「オビケンさん、こんこん行きませんか?」
「え?」

そう言ったのは、スプリングKKFでの開会式前だったと記憶している。
基本、大分混成コンベンションは、その月の第1日曜日。
同時に、KKFもその月の第1日曜日が多いの為、オビケンさんは行くタイミングを逃して
いた。
しかし、今回のレイニーKKFは、第3日曜日ということもあり、
以前から、大分には参加してみたいと言っていたオビケンさんに声をかけた。
「お!いいねぇ!」
この時、オビケンさんは満面の笑みをしていた。


時は流れ、6月3日阿蘇道の駅。
私はオビケンさん、そして以前から大分混成コンベンションに参加した経験のある、
KKF代表にして、MrクレバーRedMoonさんを待っていた。

勿論、GMの準備をして行ったのだが、直前になり予定していたゲームを変更して「シノ
ビガミ怪」を持っていった。
オビケンさんはオリジナルであり、熊本でも人気がある「3人の女王」
RedMoonさんは、GMマスタリングで定評のある鉄板「シャドウラン4A」
見事に腹黒なゲームばかり、大分を意識して持ってきたのが見え見えである。


程なくして、二人と合流。
オビケンさん運転の元、移動開始。
一路国道57号線を北上する。

「同田貫くん、道案内よろしく!」
「え?オビケンさん、広域道路の場所しりません?」
「いや、道の入り口がわからんのよ」
「ああ、了解です」

後で分かることなのだが、この時オビケンさんの想定していた道と私が想定していた道
は、
まったく違い、終始?という顔をしながら運転していたのを、今思い出した。
RedMoonさんは、後部座席で山道という事もありちょっとテンションダウンしていたよう
に見えた。

途中の会話は、旧サークルの話で盛り上がったり、
オビケンさんの家族の可愛い行為に、頭を悩ませている、
ガチャピンの話とか、とりとめのない話ばかりしてた記憶がある。

しかし途中、私がナビを間違いルートを間違える事もあったが、
なんとか時間内に、大分混成コンベンションが行われる「コンパルホール」に到着でき
た。

「オビケンさんすいません」
「^^;」



「先行って、到着したことを報告してもらえる?」
「あ、はい」

場所は知っていたので、一路会場へ一足先に移動。
会場に入ると、以前ASOCONにもご参加頂いたスタッフしがさんが、満面の笑みで出迎
えてくれた。

「お久しぶりです、今回もお世話になります」
「あ!どーもどーも」

しがさんは、大分混成コンベンションのスタッフとして活動しており、
日本パスファインダーRPG界では、足を向けて寝られない存在だ。
勿論私も、お世話になっている一人。

会場で待っていると、以前参加させていただいた時の同卓の方や、
他のスタッフさんと歓談しているとオビケンさんやRedMoonさんも来場し、歓談。
RedMoonさんも以前参加しており、いたるところでいじられていた。
やはりここでも、そういう扱いらしい。
ややあり、、時間になり開会となる。

今回は80回開催という節目もあり、GM立候補が私を含め6名。
参加人数も考えると、3卓といったところで戦々恐々としたプレゼンがはじまる。
まずはスタッフである、しがさんがトップバッター。
いつものように、参加者とのやりとりで盛り上げる。
大分混成コンベンションは、スタッフと参加者の距離が近い為、
いろいろと参加者がGMをいじるのが、恒例だ。



大体、全ての紹介が終わったのは、30分ほどすぎていた。
参加者は、それぞれ思い思いの卓へ投票する。

結果、成立したのは以下の通り。
・3人の女王
・シャドウラン4A
・アリアンロッド2E

残念ながら、私は落選。
因みに、アリアンロッド2EのGMさんは大阪の方だそうだ。

私は3人の女王に入る。

「なんで、君が俺のとこに居るの?」
「^^」

こんなやり取りがあり、それぞれ卓に別れて色々と説明を開始する。



3人の女王はシュミレーション型RPGという、新しいジャンルのゲーム。
NPCをそれぞれカード化し、視覚的に分かりやすくプレイしている作品だ。
基本言ったもの勝ちな、オビケンさんらしい作品だ。
以前からプレイしてみたいとは思っていて、機会を逃していたので私的には嬉しい誤算
だった。
ゲーム内の内容については、今後のこともあり割愛させて頂くが、
終了後参加者含め、全てニヤニヤしていたのは報告する。
お昼は海の幸を頂く、これも遠征の楽しみ。


↑杵築の美娘(ミコ)ちゃん(お菓子)の立て看板

さて、終了後は閉会式で各卓の報告。
それぞれの卓で、いろいろ楽しい結果があったようで、皆終始笑顔だった。
終了後帰還開始、もう一つの目的「美味しいものを頂く」の為に一路国道57号線を南
下。
来たルートとは違い、直線の多い犬飼方面から帰るルートを選択。

目的の場所は竹田市。
滝廉太郎の出身地であり、竹田市街中心にある岡城は、名曲「荒城の月」のモデルにな
った場所である。
国道57号線沿いに「竹田ドライブイン(竹田丸福)」という飲食店がある。
ここの塩からあげが特に有名なのだ。
TVで全国放送される位のお店で、遠方からわざわざ足を運ぶ者もいるほどの人気店。
実は私のごひいきなお店で、以前からオビケンさんに紹介したかったお店でもある。

「ここですよ」
「以前から気になってたんだよねぇ」
「ふぅん」

店内に入ると、ほぼ満席。
唐揚げの良い香りが、店内に広がっており、
2人は期待を膨らましていた。

「とり天と唐揚げの違いって何?」
「骨がついているか、ないか」
「とり天って、つゆつけて食べるものじゃないの?」

などと言いつつ、商品が運ばれてくる。
私とRedMoonさんは「とり天定食」、オビケンさんは「からあげ(モモ)定食」を注文した。
あげたてなので、肉汁が中から溢れ、ハフハフいいながら食べるのが醍醐味だ。
黙々とオビケンさんは、からあげに喰らいつく。
終始無言、かなり気に入ったご様子。
RedMoonさんは、「やっぱこれ、からあげだよね?」としきり?顔。
そんな顔をつまみにしつつ、私はとり天をほおばった。
オビケンさんは、家族用に持ち帰りのからあげ(モモ)をおみやげに買っていた。

「いやー!これは旨い」
「俺の食べた、一番美味しいと思ったからあげと、比較できる味だった」
との言葉を頂き、卓が成立しなかったが誘ったかいがあったと思った。

因みに、この竹田丸福は竹田に行かなくても食べれる。
阿蘇丸福と高森丸福という、弟子がお店を開いているのだ。
ぜひ阿蘇方面に行く際には、寄って頂きたいお店だ。
目からうろこの唐揚げを堪能できると思う。

滝室坂を越えると、もう阿蘇谷が眼下に広がる。
あー!熊本戻ってきたわ、という気持ちでほっとする。
その後、私は阿蘇道の駅で離脱。
楽しい一日が幕を閉じた。

ただ、いまだに口の内側がちょっとじんじんする。


2012.06.04 オリオンをなぞるを聴きつつ・・・。





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