さて何の因果か2年連続でレポートを書くことになった。そんなわけなので今回
時系列や大体の流れは他の人に任せて印象に残ったことを中心に書いていき たい。
まず今回、ゲームキャンプ全体の印象は比較的みんなのんびりしたものであったということだ。
バーベキュー準備も今回は1時間前に始めればよいとのことで、それまで1ゲームやる余裕が あったこと。また翌日も午後2時までバンガローが使えるように手配されてあったので慌てて帰 ることがなかったことから時間的な余裕が大きかった。
個人的にはバーベキューがおとなしかったのか翌日の掃除が去年に比べてかなり速やかに片
付いたのも時間的余裕につながっていると思う。
そのためか今年はほぼみんなが沢遊びに出かけていた。1日目に行った者も2日目に行った
者も多かった。たぶん行ってないのは私ぐらいのものだろう。
何はともあれ時間的な余裕があるとやはりゲームがやり易い。なんだかんだで空いた時間は
ゲームに費やされていた。のんびりしながらも楽しい2日間となった。
何はともあれ今回のゲームキャンプの目玉の一つはきゅうせいあきね氏が用意された全員参
加のゲームだろう。ルール的にはTRPGの戦闘部分とボードゲーム的要素が融合したものであ った。[HPの点数]枚のカードを引き、その組み合わせを自分の特技の組み合わせにすること で行動するものである。(例:まほう+こうげき→フォース〈攻撃用の魔法〉)。もちろん意味のあ る組み合わせのカードが来ないと行動できないことも有る。その上でチーム単位で勝利条件が 設定されており、それぞれに非公開の設定が存在していた。中には勝利条件まで非公開設定 のチームも有った。
今回私が参加していたのは黒チームで、罠の情報が非公開情報としてあったが残念ながらそ
れを活かすまでもなく最初に敗退してしまった。他に青、赤、白のチームが居たが赤、青は勝 利条件から違っており特に青は序盤からバーサーカーのごとき暴れっぷりであった。
全員参加以外のゲームで今回印象に残ったのはやはり新作クォーリアーズとキャット&チョコ
レートである。クォーリアーズはダイスデッキ作成型ゲームで、ゲーム中に取得したダイスを振 ってそのダイスに応じたモンスターを呼び得点に変えていくゲームである。やはりランダム性が 強くままならない感も強いが、自分の運を信じてダイスを振るのはやはり楽しいものがある。
キャット&チョコレートは幽霊屋敷の中に閉じ込められたというシチュエーションの中でランダ
ムに与えられたアイテムカードを使用してその中で起きる危機からの脱出を図るゲームであ る。起きる危機はカードによって決定され、そこで使用するアイテムの数も決定される。そして ナイフ、かさ、コイン、水晶玉などのアイテムを想像力の限り駆使して如何にその危機から脱 出したかを説明するものだ。アイテムの活用法はそれこそ好き放題言える訳だが、やはりそこ はゲームである。他の参加プレイヤーのセーフ/アウトの裁定を受けなければならない。あま りに無茶な場合やそれは駄目だと思う場合はアウトと判断され脱出できなかったことになる。 TRPGプレイヤーとしては状況対応力が問われる以上とても向いているゲームであろう。
他にも幾つかのゲームが持ち寄られプレイされている。持参のサンダーストーンは帰る間際に
1回と途中で終わらざるを得なかったバーベキュー準備前の1回の計2回プレイすることが出 来た。ただ帰る間際の1回で負けたためこのレポートを書くことになったのだが。(サンダースト ーンが取れれば逆転できる点差であったのに。)
バーベキューは今回穏当に進んだ。去年はやたらと肉があまって終わり、朝食で青木さんが
腕を振るったのだが、ことしは肉がきれいに消費され、仕事の都合で途中から駆けつけた灯 君が肉を危うく食べ損なうところであったほどだ。今年はスイカ割りも行われ、バーベキューの 後にスイカを食べてやや食いすぎになった自分がいた。バーベキューはどうしても食べ過ぎに なってしまう。今後は注意したいものだ。
バーベキューは例年通り盛り上がり馬鹿話が繰り返される。酒も入り盛り上がらないはずがな
い。最も何が話されていたのか酒の入っていない自分が覚えていないのもいつものことであ る。
後、一応2日目のディスクゴルフ大会についても書いておく。参加者は7名、2日目の割と早い
時間に始まった。去年も参加したが今年はそこまで派手な事件は起きなかった。ただ参加した チームでは負けたが、今年は予算が多かったので全員でラムネを飲むことになった。やはり終 わった後でのラムネはおいしかった。
自分としては去年よりはましな成績だったので少しは成長していた気もした。
なんだかんだでまた今年も楽しいキャンプであった。来年もまた参加したいものである。最もま
た来年もレポートを書かされる役が回ってこないことを祈りながらだが。
駄文にお付き合いありがとうございました。
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